デグーは、とっても小さくて愛らしい姿をしているので、最初は「癒されそう」「かんたんに飼えそう」と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
でも実は、見た目とは違って、飼い主さんをちょっぴり困らせてしまう場面もたくさんある動物なんです。初めてデグーをお迎えした方の中には、「思っていたより大変かも…」と感じてしまう方もいるかもしれませんね。
この記事では、デグーとの暮らしの中でよくある悩みごとや困りごとについて、初心者さんにもわかりやすく、やさしく丁寧な言葉でまとめています。
「こうすればいいんだ」と思えるヒントや、少し気持ちが軽くなるような工夫もご紹介していますので、肩の力を抜いて、気軽に読み進めてみてくださいね。
- なつかないデグーに疲れた…心が折れそうなときの向き合い方
- トイレを覚えないデグー|ケージがすぐ汚れる問題の対処法
- 何でもかじるデグー!家具やケージを守る方法とは?
- デグーの鳴き声がうるさい!飼い主のストレスを軽減する方法
- 毎日の散歩(部屋んぽ)が大変!負担を減らす工夫とは?
- エアコン代が意外とかかる!デグー飼育中の電気代節約術
- デグーの寿命は意外と長い?長期飼育に必要な心構え
- 家族の理解が得られないときの対処法|トラブル回避のコツ
- デグーを飼って後悔した?リアルな体験談から学ぶ教訓
- デグーは初心者に向いていない?飼育前に知っておくべき現実
- デグーがストレスを感じているかも?見逃しやすいサインとは
- かわいいと思えなくなった…そんな自分を責めないで
- まとめ|デグーとの暮らしは「覚悟」と「工夫」でグッと楽になる
なつかないデグーに疲れた…心が折れそうなときの向き合い方
デグーと信頼関係を築くステップとコツ
デグーはとても警戒心が強く、初対面では特に臆病になりがちです。
すぐに心を開いてくれるわけではなく、人の手を怖がって隠れたり、逃げたりすることも珍しくありません。
そのため、最初は「全然なつかない…」と不安になってしまうかもしれません。
まず大切なのは、デグーにとって安心できる存在になることです。
毎日同じ時間帯に優しく声をかけたり、名前を呼んでみたりして、飼い主さんの存在を覚えてもらいましょう。
また、急に手を差し出すと驚かせてしまうことがあるので、少しずつ距離を詰めるように意識すると良いですね。
おすすめなのは、手からおやつをあげる方法です。
最初は手の近くにおやつを置くだけでも構いません。
慣れてくると、手に乗ってきてくれるようになることもあります。
こういった小さなステップを重ねていくことで、少しずつ信頼が深まっていきます。
焦らず、時間をかけることが本当に大切です。
「なでさせてくれた!」「寄ってきてくれた!」そんな一瞬一瞬の進歩が、信頼関係のしるしです。
失敗しても自分を責めず、楽しく向き合っていきましょう。
信頼は、ゆっくり育てるものです。
トイレを覚えないデグー|ケージがすぐ汚れる問題の対処法
掃除の負担を減らす工夫とおすすめグッズ
デグーはトイレのしつけが難しいことで知られています。
犬や猫のように、決まった場所で排泄する習慣がつきにくい子も多く、飼い主さんがこまめに掃除する必要があります。
特に、同じ場所でしてくれるとは限らないため、ケージ内がすぐに汚れてしまってストレスに感じる方もいるかもしれませんね。
そんなときには、まずトイレ砂を使って、排泄しそうな場所に数か所置いてみるのがおすすめです。お気に入りの場所を見つけてくれる可能性があり、そこに集中して排泄してくれることがあります。また、トイレ砂の下にはペットシーツや吸水シートを敷いておくと、尿を吸収してくれるのでお掃除がとても楽になりますよ。
さらに、ケージ全体の清潔さを保つには、週に1回の大掃除に加えて、毎日の軽い拭き掃除も取り入れると◎です。市販のペット用消臭スプレーを使えば、ニオイも抑えられて、快適な空間を保ちやすくなります。最近では、デグー専用のトイレや掃除グッズも販売されているので、そういったアイテムを取り入れるのもひとつの手です。
少しの工夫で掃除の手間は大きく変わります。自分に合った方法を見つけて、なるべく負担を感じずに続けられる環境を整えてあげましょう。
何でもかじるデグー!家具やケージを守る方法とは?
かじり癖のしつけと安全対策のコツ
デグーは、本能的に何かをかじる習性をもった動物です。
これは歯が一生伸び続けるため、自然に削る行動でもあるんですね。でも、その習性のせいで、大切な家具や電気コードをかじってしまうこともあり、思わぬトラブルになることも…。
特に電気コードをかじられてしまうと、感電や火災のリスクにもつながるので、しっかり対策しておきたいポイントです。
まず、かじってもいいおもちゃやかじり木をいくつか用意してあげましょう。
市販のデグー用おもちゃや、自然木素材のかじり木は、歯の健康にも良く、かじる欲求を満たしてくれます。
おもちゃに少しだけ好きな香り(リンゴのにおいなど)をつけてみると、より興味を持ってくれることもありますよ。
一方で、かじってほしくないものは徹底的にガードをしましょう。
電気コードには専用のカバーを取り付けたり、家具の脚に透明の保護シートを巻いたりすることで、ある程度防ぐことができます。
また、デグーが届く場所に危険なものを置かないよう、部屋の配置を見直すことも大切です。
もし特定の場所や物だけを集中的にかじるようなら、その理由を観察してみてください。
ストレスや退屈が原因のこともあるので、運動不足を解消するためのおもちゃを増やしたり、部屋んぽの時間を見直したりすると、かじり行動が減る場合もあります。
かじり癖に悩んでしまうこともあると思いますが、工夫と環境づくりで改善していけることが多いです。
デグーの気持ちを理解しながら、安心して過ごせる空間を作っていきましょうね。
デグーの鳴き声がうるさい!飼い主のストレスを軽減する方法
鳴き声の原因と静かにさせる工夫
デグーは意外とよく鳴く動物で、飼い主さんの想像以上に「おしゃべり」かもしれません。
鳴き声にはいろいろな意味があり、甘えたい気持ち、不安やストレス、あるいは興奮や要求の表れだったりします。
鳴き方の種類や声のトーンで、なんとなく気持ちを読み取れるようになると、コミュニケーションもぐっと取りやすくなります。
たとえば「キュイキュイ」と高い声を出すときは、構ってほしいサインだったりします。
一方で「グルグル」と低い音はリラックスしているときや、眠る前のサインであることも。
こうした声の違いを観察するだけでも、デグーとの距離が縮まりますよ。
もし夜中に鳴いて困ってしまうようなら、日中にしっかり運動させてあげることが大切です。
ケージの中だけでは運動不足になりがちなので、部屋んぽや遊び時間を長めにとってあげましょう。遊び疲れることで、夜はぐっすり眠ってくれることが多いです。
また、ケージの位置も見直してみてください。テレビの近くや人の出入りが多い場所では落ち着かず、夜中に不安になって鳴いてしまうことがあります。
静かで暗めの場所に移動するだけでも、ずいぶん落ち着くことがあります。
どうしても気になるときは、ケージに布をかけて暗くしてあげたり、安心できる寝床を整えてあげるのも効果的です。
鳴き声には必ず理由があるので、焦らず一つひとつ確認しながら、安心して過ごせる環境をつくってあげましょうね。
毎日の散歩(部屋んぽ)が大変!負担を減らす工夫とは?
散歩時間を快適にするレイアウトとルール
デグーの部屋んぽは、運動不足の解消やストレス発散にとってとても大切な時間です。
ただ、毎日となると飼い主さんの負担も大きくなってしまいますよね。
忙しい日々の中で、どうすれば無理なく安全に続けられるかがポイントになります。
まずおすすめしたいのは、部屋んぽ用のサークルやフェンスを活用することです。
広い部屋全体を自由にさせるのではなく、安全なスペースを限定することで、管理がとても楽になります。
サークルの中にお気に入りのおもちゃやかじり木を設置して、遊びながら過ごせるようにしてあげましょう。
また、散歩の時間帯やルールを家族みんなで決めておくと、誰か一人に負担が集中するのを防げます。
たとえば「夕方の30分だけ」「○曜日は誰が担当」といった形で、無理のないスケジュールを組むのもおすすめです
タイマーやアラームを使って時間を区切ると、だらだらせずスムーズに終われます。
さらに、散歩後の掃除や戻し方までルーティン化しておくと、毎日の流れがスムーズになります。たとえば、終わったらすぐにおやつをあげてケージに戻すようにすれば、デグーも「散歩の後は戻る時間」と覚えてくれるようになりますよ。
散歩は大切だけど、頑張りすぎて疲れてしまっては元も子もありません。
自分の生活スタイルに合った工夫を取り入れて、気持ちよく続けられるようにしていきましょう。
そうすることで、デグーにとっても飼い主さんにとっても楽しい時間になりますよ。
今日の部屋んぽは、一段とご機嫌でした🐭💕#デグー #デグーのいる生活#今日のぴーすけ pic.twitter.com/aFKl1M27ue
— デグーのぴーすけ (@degu_pisuke) July 26, 2025
エアコン代が意外とかかる!デグー飼育中の電気代節約術
快適さを保ちながら光熱費を抑えるコツ
デグーはとても寒さに弱い動物なので、温度管理には常に気を配る必要があります。
理想的な室温は20〜25度前後とされており、これを保つためにエアコンを使うことが多くなりますよね。
でも、エアコンを一日中つけていると電気代がかさんでしまい、家計への負担が気になるという方も多いのではないでしょうか。
そんなときには、少ない電力でも効率よく温められるような工夫を取り入れてみましょう。
たとえば、窓や壁に断熱シートを貼ることで、外気の影響を減らし、部屋全体の保温効果を高めることができます。
さらに、ケージ周りには保温マットやペット用ヒーターを設置し、局所的に暖かくする方法もおすすめです。
ケージにかける専用の保温カバーも販売されていて、これを使うだけでも中の空気が逃げにくくなります。
また、日中は日差しのある時間に自然な暖かさを活用し、夜間は電力を使わない保温グッズ(湯たんぽや蓄熱マットなど)に切り替えると、電気代を節約しながら快適な環境を保つことができます。
エアコンの設定温度を少し下げて、デグーのケージだけを重点的に暖める方法も効果的ですよ。
他にも、空気の循環をよくすることで、暖かい空気を部屋全体に広げられるサーキュレーターの使用や、部屋全体を小さく区切るためのカーテン活用なども節電のコツとして役立ちます。
光熱費を抑えるためには「部分的に温める・逃がさない・工夫して循環させる」この3つのポイントを意識するのがポイントです。
デグーの健康を守りながら、家計への負担も減らせるように、できるところから少しずつ取り入れていきましょうね。
デグーの寿命は意外と長い?長期飼育に必要な心構え
長く付き合うために知っておくべきポイント
デグーの寿命は5〜8年といわれていますが、なかには10年近く生きる子もいます。小さな体ながら、意外と長生きなこの子たちとの生活は、まさに「長期的なパートナーシップ」。最初は「かわいいから」「癒されたいから」という気持ちで飼い始めたとしても、途中で「こんなに長く一緒にいるとは思わなかった」と驚かれる方も少なくありません。
年齢とともに、デグーの生活スタイルやお世話の方法も少しずつ変わっていきます。若い頃は活発で元気いっぱいだったのに、歳をとるにつれて動きがゆっくりになったり、食欲が落ちたりすることも。そんな変化に気づいてあげるためにも、日頃からよく観察しておくことが大切です。
また、年齢に応じて食事内容を見直すこともポイントです。カルシウムや繊維質をしっかり摂れるように調整したり、硬いペレットが食べづらくなってきたら柔らかいタイプに変えるなど、柔軟に対応していくことが求められます。
定期的な健康診断も重要です。見た目ではわかりにくい体調の変化も、プロの目で見てもらうことで早期発見につながります。信頼できるエキゾチックアニマル対応の動物病院を探しておくと、いざというときにも安心ですね。
長く一緒に過ごすからこそ、生活リズムやお世話方法も少しずつアップデートしていくことが大切です。デグーの一生をしっかり見守る気持ちで、無理なく、でも丁寧に関わっていきましょう。
家族の理解が得られないときの対処法|トラブル回避のコツ
家族と良好な関係を保つためにできること
ペットに対する考え方は人それぞれなので、家族の中で温度差があると、ついギクシャクしてしまうこともありますよね。とくに、デグーに対してあまり関心のない家族から「うるさい」「部屋が汚れる」「お金がかかる」といった声が出ると、飼っている側としてはちょっとつらく感じることもあると思います。
そんなときは、まず無理に理解を求めるのではなく、少しずつデグーの可愛らしさや魅力を伝えていくのがポイントです。たとえば、食べる姿や毛づくろいをしている可愛いしぐさの写真や動画を見せると、意外と「かわいいね」と反応してくれることもあります。少しでも笑顔になってもらえる瞬間を増やすことが、関心を引き寄せる第一歩になります。
また、一緒にお世話をする機会を作ってみるのもおすすめです。エサをあげるだけ、掃除の手伝いをしてもらうだけでも構いません。短い時間でも関わってもらうことで、自然と愛着がわくことがあります。最初からすべてを理解してもらおうとせず、「一緒にちょっとやってみようか?」という軽い気持ちで誘ってみると、ハードルが下がります。
デグーの存在が家庭のストレスの原因になってしまわないように、家族全員が無理なく共存できる環境を作ることが大切です。そのためには、騒音やにおいの対策も丁寧に行い、「迷惑ではない存在」であることを示していく姿勢も必要かもしれません。
無理強いはせず、少しずつ距離を縮めるようにするのがコツです。家族の反応が変わるには時間がかかることもありますが、焦らずゆっくり歩み寄ることで、デグーとの暮らしをあたたかく見守ってくれる存在に変わっていくこともありますよ。
デグーを飼って後悔した?リアルな体験談から学ぶ教訓
デグーとの生活にギャップを感じて、「こんなはずじゃなかった」と思ってしまう方も実は少なくありません。「思っていたより大変だった」「かわいいけど手がかかる」「お世話が毎日必要で、自分の時間が取れない」など、さまざまな声が寄せられています。特に初めて小動物を飼う方にとっては、理想と現実のギャップが大きく感じられることもあるでしょう。
たとえば、「夜中の鳴き声が予想以上にうるさくて眠れない」「家具をかじられてしまって困った」「掃除が追いつかず部屋が汚れてしまった」といった具体的な悩みもよく聞かれます。そうした困りごとが積み重なると、「自分には向いていなかったのかも…」と後悔の気持ちが出てくることもあるかもしれません。
でも、安心してください。そう感じているのは、あなただけではないんです。多くの飼い主さんが、似たような悩みを経験しながらも、少しずつ工夫を重ねて乗り越えています。「時間を決めて掃除をするようにしたら気持ちが楽になった」「かじるものを用意してからは家具を守れるようになった」「信頼関係ができてからは、鳴き声にも意味があると感じるようになった」など、前向きに変わっていった体験談もたくさんあります。
他の人の体験談を読むことで、「あ、自分だけじゃなかったんだ」と気持ちが軽くなることもありますし、「この工夫は取り入れてみたいな」と前向きなヒントが見つかることもあります。小さな一歩でも、自分とデグーの関係をよりよくするきっかけになるかもしれません。
後悔の気持ちがあっても、それは決して悪いことではありません。むしろ、それだけ一生懸命向き合っている証拠です。大切なのは、そこからどう乗り越えていくか。小さな悩みにもひとつひとつ寄り添いながら、よりよい暮らし方を見つけていけるといいですね。
デグーは初心者に向いていない?飼育前に知っておくべき現実
デグーはとても可愛らしく、SNSなどで見かけて「自分も飼ってみたいな」と思う方も多いかもしれません。小動物ということもあり、手軽に飼える印象を持たれがちですが、実は想像以上に手間がかかることもあるんです。
まず、デグーはとても賢く活発な動物なので、しっかりしたお世話と環境が必要になります。たとえば、鳴き声が思ったより大きく、日中だけでなく朝晩にも声をあげることがあります。ご近所への配慮が必要な環境では、気をつけたいポイントですね。
また、かじり癖も強く、家具や電気コードをかじってしまうこともあります。そのため、安全な環境を整えることや、おもちゃ・かじり木などを用意しておく工夫も欠かせません。加えて、デグーは温度管理がとても大切な動物です。夏も冬もエアコンやヒーターが必要になることが多く、電気代や環境管理の負担も考慮しなければなりません。
デグーは初心者でも絶対に飼えないというわけではありませんが、こうした“思っていたより大変”な面があるのも事実です。そのため、迎える前には十分に情報を集め、自分の生活スタイルに合うかどうかをしっかり検討しておくことが大切です。
心にも時間にもある程度の余裕があるときにお迎えすることで、余裕をもって接することができます。事前に知識を持っていることで、「こんなはずじゃなかった」と後悔することも少なくなりますし、最初から気持ちの準備ができていると、多少のトラブルにも落ち着いて対応できますよ。
デグーとの暮らしは、丁寧な準備と向き合い方次第で、初心者でも十分楽しめるものになります。
デグーがストレスを感じているかも?見逃しやすいサインとは
デグーはとても繊細で感受性の強い動物です。そのため、ちょっとした変化でもストレスを感じてしまうことがあります。「最近なんだか様子が違うな」と感じたら、それはストレスのサインかもしれません。見逃さず、早めに気づいてあげることが大切です。
たとえば、普段より動きが鈍くなっていたり、元気がなくじっとしている時間が増えたとき、あるいは反対にいつも以上に落ち着きなく動き回ったりする場合も、何らかの不安を抱えている可能性があります。急に物音に敏感になったり、飼い主の手を怖がって逃げるようになったら、何か不快な経験をしてしまったのかもしれません。
また、かじる行動が増えるのもよくあるサインのひとつです。ケージをガリガリとかじったり、おもちゃを激しく扱ったりする行動は、退屈や不安、環境への不満の現れであることが多いです。こうしたときには、運動不足や刺激の少ない環境が影響していることが考えられます。
ストレス対策としては、まず生活環境を見直すことが大切です。静かで落ち着ける場所にケージを設置し、安心できる寝床を用意してあげましょう。暗くて狭い場所があると、デグーは安心して休めるようになります。また、ケージの掃除やごはんの時間をなるべく一定に保つことで、安心感が生まれます。
さらに、遊び時間をしっかり確保したり、新しいおもちゃを取り入れたりして、日々に変化と刺激を与えるのも効果的です。大切なのは「何かがおかしいな」と感じたときに、小さな変化を見逃さず、心と環境のケアをしてあげること。ストレスの少ない生活は、デグーとの絆をより深めることにもつながりますよ。
←構ってポーズ →いっぱい抱っこして撫でた後#デグー pic.twitter.com/pzWflNTKOn
— デグーのりおん (@degu_nasubi) July 22, 2025
かわいいと思えなくなった…そんな自分を責めないで
毎日忙しい中でお世話をしていると、「かわいいと思えない自分」にショックを受けたり、罪悪感を抱いてしまったりすることがあります。でも、それは決して特別なことではなく、多くの飼い主さんが一度は感じる自然な感情なんです。ずっと笑顔で接することなんて、誰にもできませんし、疲れてしまう日があるのも当然のこと。
無理にポジティブになろうとしなくても大丈夫です。少し距離をとってみたり、毎日のお世話の一部を誰かにお願いしてみることで、気持ちがすっと軽くなることもあります。「今日は抱っこしなくてもいい」「声をかけるだけにしよう」そんな小さな選択でも、心が少しずつ休まっていきます。
また、自分自身の好きなことに時間を使ったり、他のペットオーナーさんとお話ししたりすることで、気持ちが前向きになるきっかけが見つかるかもしれません。感情に正直になることで、少しずつデグーとの関係を見つめ直すこともできます。
かわいく思えない時期があっても、それは愛情がなくなったということではありません。あなたが真剣に向き合っているからこそ、そう感じる瞬間があるのです。自分を責めず、優しく見守る時間も、きっと必要なひとときなのだと思いますよ。
まとめ|デグーとの暮らしは「覚悟」と「工夫」でグッと楽になる
デグーとの生活は、ふわふわで愛らしい姿に癒される反面、予想外の大変さもたくさんあります。トイレのしつけがうまくいかない、思い通りになついてくれない、夜中に鳴かれて眠れない……そんな日々の中で「本当に自分に飼えるのかな?」と不安になることもあるかもしれません。
でも、そんな悩みも、ちょっとした工夫と見方を変えることで、少しずつ和らいでいくことがあります。たとえば掃除が大変だと思ったら、時短できるグッズを取り入れてみる。なつかないと感じたら、焦らず小さな一歩を喜んでみる。そんなふうに、飼い主さんの気持ちに余裕ができると、デグーとの関係も自然と穏やかになっていきます。
また、ひとりで抱え込まないことも大切です。同じように悩んでいる飼い主さんの体験談を読むだけでも、「私だけじゃなかった」とホッとすることがあるでしょう。SNSやブログなどを通じて共感できる仲間が見つかることもあります。
イライラする気持ちを否定せず、「そう感じるのも当たり前」と受け入れてみてください。そして自分を責めることなく、できることから少しずつ向き合っていきましょう。時間はかかるかもしれませんが、その先には、小さな仕草にも心が温まるような、愛おしい日々がきっと待っていますよ。